2010年1月16日土曜日

ミトコンドリア

昔学校で習ったような・・・。

みなさん、そんな感じではないでしょうか?

そのミトコンドリアについて、最近かなり研究が進んでます。

ミトコンドリアってどんな形をしていたか覚えていますか?

え~っと、確かカプセルのような形をしていたような~。。。

その知識間違ってます

え~~~って声が聞こえてきそうですが、

昔学校で習った知識は、本当に間違っていたんですね。

最近のテクノロジーの進歩は本当にすごいもので

生きたままのミトコンドリアを観察できるようになりました。

そこで何が見えたかというと、ミトコンドリアって

糸のような長細い生き物なんですね。

それがニョロニョロと動きまわってます。

そして、ミトコンドリア同士でくっついたり、離れたり・・・・。

言葉では上手く伝わらないですね。
一匹が別のミトコンドリアに近づいて、ぶつかった瞬間に

ぶつかられた方は、ぶつかった箇所でちぎれて

ぶつかった方と、くっついて

ぶつかって、ちぎれた方は、そのままで生きていたり

小さな(短い)ミトコンドリアが近づくと、パクっと、食べた!!

消えた! いや、吸収されたというか…、中に吸い込まれていきました。。。

なんかすごいことが起こってます

映像で見たときは、かなりの衝撃をうけますよ。

なんか、生物の常識では考えられないというか

現実感がないというか

まるで、アニメかSFでも見ているようです。

そのミトコンドリアって何してくれるんだろう?

実は、エネルギーの元になるATP(アデノシン三リン酸)というものを

作ってくれる、大変ありがたい生き物なんですね

良い面ばかりかというと、そうでもなく

活性酸素を作っているのも実はこいつであることが分かってます。
その他にも、癌や、糖尿病、認知症、脳卒中などの病気とも

深く関係していることが分かってきています。

身近なとことでは、メタボですね。

マウスの実験で、ミトコンドリアの多いマウスの方が

メタボにならなかったことが実証されてます。

このミトコンドリア、運動などで増やすことができます。

ウォーキングや、掃除などで全身を使うような運動程度でも

十分に増やせるようです。

日ごろの努力が大切ということですね

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